日経平均も18,000円台を回復し、さらにはアメリカのダウ工業平均も最高値を更新するなど、トランプ氏の大統領選挙勝利によって盛り上がっている株式相場。
ドル円もアベノミクスの恩恵後下落が続いていたトレンドに終止符を打ち、100円を底に円安ドル高ムード一色となってきています。
このまま上がり続けて良い年末を迎えられるのか、はたまたドル円の上昇は頭打ちなのか、テクニカルの面から勝手に大胆予測しちゃいます。
平行チャネルで見るドル円の1時間足
下の画像はドル円の1時間足に平行チャネルを当てたものです。
上昇トレンドの中、平行チャネルの下限・上限で反発を繰り返しているのが分かります。
約1ヶ月にわたり続いていた上昇トレンドも、111円で揉んだ後に1段階上がったのも、すべて平行チャネルでトレード判断をしていれば予測がついていたんですね~。
ちなみに現在は、一旦113.80円付近で平行チャネルの上限で押し戻され、平行チャネルの下限へ向かっている最中です。
個人的には直近安値の112.30円付近で下限を迎えるであろうと判断しています。
ここで反発するか、それともチャネルブレイクをして一気に下降トレンドとなるかは実際になってみないと分かりませんが、とにかくこの付近の値動きが年末に向けて重要になってくると思ってます。
フィボナッチでは61.8%を達成
今年の最高値は1月末の122円手前ですが、ここ最近の上昇により安値からの戻しで61.8%を達成しています。
日足トレーダーはそろそろ売り仕掛けをしてくる価格帯であることが分かります。
また115円付近は、以前の下落トレンド時にかなり揉み合ったラインでもあり、こういったところは強い防衛ラインとなることが多く、ある程度好材料が出尽くした感のあるアメリカ経済ですので、そろそろ頭打ちな気がしますね。
さらにサンクスギビングデーを終えたアメリカでは、クリスマス休暇に向け手仕舞いをしてくるトレーダーも多いでしょうから、ここから先は上値が重い展開になると思います。
忘れてはならないアメリカの利上げ
これだけ材料が揃っているので115円の防衛ラインを背にして下目線で考えていますが、忘れてはならないのがアメリカの利上げ。
来週は12月2日金曜日にアメリカ雇用統計があり、また12月13日と14日にFOMCが開かれます。
個人的観測ですが、一旦平行チャネルでの抵抗を見せて115円に向かうもその後はダラダラの展開、そしてFOMC後に下落するシナリオを持っています。
下落はもっと早いかも?との思いもあります。
ただし長期的な視点ではドル円は上昇(円安ドル高)になるんじゃないかと思ってますので、108-110円ぐらいまでの押し目かな~と想像しています。
と、ここまで偉そうに講釈を垂れましたが、実際にはドル円ロングポジション(10lot)を含み損抱えながら持ってたりします(´・ω・`)
もし108円まで持ってたら50万円以上の含み損になってしまうがな|д゚)
とりあえず115円までは頑張ってくれ!ドル円$$